薬剤室のご案内
薬剤室長挨拶
当院の薬剤室は令和6年8月現在、薬剤師7名(非常勤2名含む)、薬剤助手2名で構成され、患者様に対する医薬品の安全かつ適切な薬物療法を提供できるように日々努めております。
患者様やチーム医療への責任を果たすと同時に、自らの専門性を高め、成長する薬剤師を目指しております。薬剤室スタッフが一丸となり、日々研鑽を心がけながら一層努力してまいります。
薬剤室長 大谷俊裕
薬剤室の主な業務内容
- 調剤業務
医師の処方箋に基づいて、入院患者様の内服薬、外用薬及び注射薬を調剤しています。
- 病棟業務
入院患者様が適切にお薬を服用できるように、投与量や飲み方、飲み合わせ、配合変化、検査値の確認と情報提供をしています。
- DI業務
院内の医療スタッフ、そして患者様に医薬品を適正に使用するための情報を収集し、提供しています。
- 薬品管理業務
院内で使用する医薬品の購入、在庫管理、病棟や各診療科への払い出し等を行っています。
外来がん指導業務
外来で抗がん剤を服用している患者様が安心して治療を受けられるよう、専門知識をもった薬剤師によるお薬の説明や副作用の確認を行っています。
薬剤調整の取り組み
複数のお薬を同時に使用していると、異なる薬剤が相互作用を起こす可能性や、重複した効果や副作用が生じるリスクがあるため、適切な管理が必要です。薬剤師が患者様の服用しているお薬を把握し、必要に応じて医師と協力して薬の服用量を減らしたり、中止するなど調整を行っています。
他職種との連携
院内感染対策チーム(ICT)や栄養サポートチーム(NST)、糖尿病教育入院など、薬剤師の専門性を活かすため必要な場に参加し、活動しています。
外部活動
県内の看護専門学校の講師を担当し、病院薬剤師会の活動にも積極的に参加しています。また、グループ内外の病院との連携を深めることに力を入れています。
認定取得
- がん薬物療法認定薬剤師
1名
- 外来がん治療専門薬剤師
1名
- 日本糖尿病療養指導士
2名
- 日病薬病院薬学認定薬剤師
3名
- 緩和薬物療法認定薬剤師
1名
協会薬剤部会との連携
疑義照会簡素化プロトコルについて
当院では、患者さんの待ち時間短縮、薬局薬剤師・処方医師それぞれの負担軽減を目的として、「院外処方箋における疑義照会簡素化プロトコル」を2024年4月より運用しております。
本プロトコルを適正に運用するため、運用開始にあたっては、プロトコルの趣旨や各項目の詳細について当院担当者からの説明をお聞きいただいた上で、合意書を交わすことを必須条件としております。
本取組みへの参画をご希望される応需薬局は、まず、当院薬剤室(代表0299-22-5151)までご連絡ください。